初めて一人暮らしをする娘たちが、掃除機がなかった時の経験として書いています。
短大生と専門学生になる双子の娘の、それぞれの引っ越しでバタバタしていた時期の事です。
双子の娘たちが、人生で初めて離れ離れになって、県外にそれぞれ県も別々で引っ越すことになりました。
無事に引っ越して数か月、県外の娘のアパートに泊まる機会がありました。
掃除機が無い…。その部屋は
ちゃんと暮らしているのかなぁと思っていたら、狭い部屋で、一応それなりに暮らしてはいたのですが、母親の私としてみれば、娘の為に掃除ぐらいは…と思いました。
掃除をしようと思ったら掃除機がありません。
あれっ?と思い、娘に聞いたら、掃除機はないとのことでした。
えー!じゃあ、今まで何で掃除してたの?
と聞いたら
コロコロがあるから大丈夫~と(※コロコロとは粘着クリーナーの事です)
平気な顔で言っていました。
しかし、狭いアパートながら、髪の毛やホコリは毎日でるし、積み重なっていきます。
娘のアパートは、ロフトが寝る場所になっているのですが、布団がある場所はホコリのオンパレードになっていました(汗)。
そして、よくみると部屋の角にあたるところは、ホコリや髪の毛が…。
これでは、いかん、と思い、私は娘の部屋の掃除を始めました。
掃除機が無いので、私が考えた方法は…。
娘のアパートにあった掃除用具は、
●雑巾
●ダイソーで買った小さいほうきと塵取りのセット
●クイックルワイパーのシートのみ
●粘着クリーナー(コロコロ)
娘の部屋は、雑然としていて洋服が多く、私は、始めはクイックルワイパーのシートだけを使おうとしていましたが、ホコリが舞うので、雑巾を固く絞って、ホコリがまわないように、そぉ~と床を拭くことにしました。
一定方向に向かって、ホコリを集めるようにして、雑巾は同じ面にしたままホコリを逃がさないようにしました。
そうすると、雑巾の面に、たくさんのホコリがついてきて、ごっそりホコリを集めることができます。それを繰り返しながらホコリや髪の毛を取り除いていきました。
ダイソーで買った、小さいほうきと、塵取りもありましたが、雑巾を固く絞ったやり方の方が、ホコリが舞いあがる確率が少ないからです。
カーペットが敷いてあるところは、粘着クリーナーでコロコロして完成しました。
そして、掃除が終わった後は、掃除機を使っていないので、掃除機から出る風でホコリも舞うことなく、空気が清々しい感じがしました。
気分もスッキリさっぱりしていました。
掃除機で掃除をするよりも、なんだかホコリが良く取れているし、意外な発見をしたように思います。
掃除機を使わず掃除をしてみたまとめ・感想
【気づいたこと】
●狭い部屋では掃除機は必ずしも必要ない
●雑巾は濡らして取ることでゴミやホコリが舞い上がるのを防ぐ効果もあり
●掃除機では取り切れないホコリや汚れがとれる
●掃除機が無くてもカーペットなどは粘着クリーナーでゴミやホコリが取れる
●掃除機を使わないので空気がキレイ
●掃除機を使うと、ホコリが舞い上がってしまう
●掃除機を置くスペースがいらない(部屋が狭いため助かります)
などなど、
実際に、掃除機で掃除をすることに慣れてしまっている私は、雑巾でホコリを掃除をすることの良さをしみじみ感じました。
広い部屋だと、雑巾だけでホコリを取るのは大変ですが、狭い部屋の場合は掃除機が無くても、雑巾だけで掃除ができるし、掃除機を置く場所もいりません。
今は、色々と便利な掃除グッツがたくさんあるので、工夫すれば、それなりにきれいに掃除することも可能だということがわかりました。
そして、掃除機では、細かいホコリまでは取れていないんだなぁと感じました。
特に床の雑巾がけは、裸足だとサラサラになったことを直に感じられると思います。
確かに掃除機を使うと便利な面もありますが、掃除機から出る風で、かえって、ホコリが舞い上がってしまっていたと感じました。
もしかして…固く絞った雑巾は、手順さえ間違わなければ、最強なんじゃないかと思いました。
最終的に、2年間の専門学校生活では、掃除機は買わずに過ごしていた娘です(^^;。
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